うまくいく人はいつも交渉上手

 

うまくいく人はいつも交渉上手 (講談社+α文庫)

うまくいく人はいつも交渉上手 (講談社+α文庫)

 

 

1 動機

ビジネスロージャーナルのブックガイドでも取り上げられており、交渉力を上げたいと思って、読み始めました。

モリハマのパートナーによるハーバード流交渉術の解説本ですね。

 

2 感想

交渉の土俵:利益、オプション、根拠

交渉へのインパクト:関係、コミュニケーション

交渉の結果:BATNA、合意

この7つを意識しながら、自分と相手方を分析して落としどころを探るというのが本書の要点のように思いました。

具体的な交渉のやり方として、感情で戦わない、バルコニーに立つ、メンツをつぶさないなどが挙げられていましたが、コミュニケーションの取り方のTIPSという位置づけのようですね。

なお、射手矢弁護士が若手に求める資質として、仕事が正確で、速くて、気が利くことを上げていましたが、やはり優秀な人は他人に求めるハードルが高いんだなと感じました。それが簡単にできれば苦労しませんよね。